カバン

カバン開発部隊in国立奈良工業高等専門学校

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

子どもが元気に通える通学カバン開発のために

新型コロナウイルスの影響が拡大していますが、ダイワホーサンでは、スタッフ一同十分な睡眠、マスクの着用、手洗いを徹底し、いっそう気持ちを引き締めてものづくりに励んでいます。
自粛ムードが続く中、新しいカバンの開発のために、国立奈良工業高等専門学校(通称:奈良高専)へスタッフ数名と訪れました。

奈良高専校舎

奈良高専は「高専ロボットコンテスト」で、「ロボコン大賞」を4回も受賞される実力派で、4回の受賞は全国初の快挙です。
お庭には、でっかい飛行機の作品があり、ワクワクしてきます(^^)

奈良高専校庭

奈良高専には、人に優しい素材を使った護用のロボットを開発されている早川恭弘教授 がいらっしゃいます。
このたび奈良中央信用金庫のご協力により、新しいカバンの開発について 早川教授にアドバイスをいただけることになりました。(^^)ありがたや~

ロボット開発の早川恭弘教授から新しい通学カバン開発へのアドバイス

ダイワホーサンのカバン開発部隊がお邪魔した日は 休校日。
人影がないということもあり、広い校舎がより一層広く感じられました。
手洗いの徹底、マスクの着用、換気を十分に行う戒態勢の中、ミーティングがスタートしました。
早川教授の専門分野は、空圧や油圧の研究であり、人体への衝撃吸収を和らげる仕組みを開発されています。

なにやら難しい装置が出て参りましたが、これは早川教授が独自に開発された「ソフトゴムアクチュエータ」というものです。

スリッパの底に体圧センサーを取り付けて、スリッパをはいた人の足の裏の状態を理学療法士(医学的リハビリテーションの専門家)さんがパソコンで見られるような仕組みになっているようです(^^)
スリッパの底にあるポイントに空気を送りこみ、スリッパの底のバランスを改善します。その時に活躍するのが、「ソフトゴムアクチュエータ」なんですね。

空気の力で、安全な生活が出来るように工夫されています。サイエンス万歳ですね!(^^)
写真は、お尻に体圧センサーを敷いた状態をパソコンで見ることができる画像です。

赤い部分が、人体に負荷がかかっているところです。
早川教授の研究室は、このような画像を分析して、転倒防止のための開発が行われています。

さらに早川教授の研究室では、体圧の分散と疲れの関係性についても研究されています。
体圧が分散されると血行不良が解消されて、コリや痛みがやわらぐと考えられます。
車いすの開発など、介護の分野ではこういった研究が進められており、素晴らしい製品がどんどん世の中に送り出されています。

子どもが元気に通える通学カバン開発への応用

ダイワホーサンではこの仕組みを応用して「子どもが元気に通える通学カバン」を作っていきたいと考え、座布団のような柔らかいシート式のセンサーを使って、新しい通学カバンの開発をする予定です。

どんな感じになるか、リュックタイプの通学カバンのベストセラー「Dランド」を使って背負わせて頂きました。

【関連リンク】「背負う」+「手に持つ(持ち手)」の2Wayタイプで、小学生カバン、中学生カバン、高校生カバンとして人気の商品 Dランドの商品ページへ

新型コロナウイルスにまけることなく、お客様に喜んでいただけるカバンを作れるよう、ダイワホーサンはこれからもがんばってまいります(^▽^)

早川恭弘教授、並びに国立奈良工業高等専門学校研究室の皆さま、今回はありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

写真:早川恭弘教授

大変 な時節ではありますが、皆さま、どうかどうかご自愛ください。

株式会社ダイワホーサン

〒633-2103 奈良県宇陀市大宇陀野依220-3
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