カバン・リュック Bags and rucksacks

帝人と共同で生地開発。信州大学繊維学部と連携して背負い心地試験。「リュック」から、可愛い「リュック型ランドセル」まで。

Ｄランドは、1966年創業の国内メーカー、ダイワホーサンから誕生したブランド。ダイワホーサンは、帝人と共同での生地開発や、信州大学繊維学部と連携して背負い心地試験を行うなど、機能や快適性の向上に積極的に取り組んできたメーカーです。学校指定の通学用カバンをはじめ沢山の縫製品を開発・生産・販売まで、国内自社工場にて一貫体制で行っています。多数の経験とベテラン職人の技術を基に作られるカバンは、 シンプルで長く使える「リュック」から、可愛い「リュック型ランドセル」まで揃っていて、全国のお子さまに愛用されています。

Ｄランド誕生の原点は、小学校の先生やお父さん・お母さんから頂いた「ご要望」でした。

Ｄランド誕生の原点は、小学校の先生やお父さん・お母さんから頂いた「ご要望」でした。
「課外授業や遠足など学校の外で授業をする場合、ランドセルは使えないし、市販のリュックだとプリントやノートが折れ曲がってクシャクシャになってしまうんです。軽くて、しっかりしていて、突然の雨でも大丈夫な、通常の授業にも課外授業にも、塾にも使えるような、これまでのランドセルとは違う”新しい通学カバン”を作って欲しいです。」

創業当初は大手スポーツブランドのバッグを製造していた経験があり、またご相談を受けた当時は地元宇陀市をはじめ奈良県内外の中学校・高等学校の指定カバンを製造・販売していたダイワホーサン。カバン作りに対しては皆さまから高い評価をいただいていました。

ダイワホーサン（大和縫産）の社名の由来は、「日本（大和の国）で、縫う事を通じて、新しい価値を産み出す」。
私たちは先生方の熱心な言葉に共感し、これまでの経験を基に”新しい通学カバン”を開発すると決意しました。

でも、小学校といえば６年制。中学や高等学校（３年）の倍の期間です。「毎日の通学」というのは、お子さまにはもちろん、カバンにとっても非常に過酷なもの。３年間の使用を前提に採用している生地が、６年間の通学生活に問題なく耐えられるか不安でした。
そこで、帝人や奈良県工業技術センター（現奈良県新興総合センター）と共同で生地を開発。また背負い心地についても、信州大学繊維学部と産学連携で、小学校の授業の一環として実験を行うなど積極的に取り組みました。

「Ｄランド」の「Ｄ」は、Ｄｒｅａｍ（夢）を表しています。
人間は夢を持つことができます。夢を持つ事はとても大切な事です。夢こそ未来を切り開く力です。かつて、アメリカの黒人差別撤廃運動の指導者で悲しくも凶弾に倒れた故キング牧師が、次の有名な言葉を残しました。

”I have a dream（私には夢がある）！”

過酷な試験や難局に直面してもそれを乗り越えることが出来る、偉大な夢。そんな夢を、未来を託す子どもたちにぜひ持ってほしいと想い、この「Ｄランド」を開発しました。

私たちは、夢を育む教材として「Ｄランド」に想いを託し、子どもたちに素晴らしい未来のベースを築いてほしいと願っています。

ＹＫＫ社製 ６５ＥＹファスナーについて

糸の摩耗によるエレメント部（ギザギザ部分）の破損を減らすために、従来のコイルファスナーとは違う、「エレメント（ギザギザの部分）をテープに”織り込む”製法」で作られています。下画像：ＹＫＫファスニングサポートサイトより引用

• 従来のコイルファスナーの破損

  

• ＹＫＫ社製　織り込みファスナー（65EY）